団信は住宅ローンの生命保険。 保障内容の差が“家計の安全度”を大きく左右する。
■ 団信の種類
- がん団信(診断で残債0)
- 三大疾病団信
- 全疾病団信(休業補償が強い)
- ワイド団信(持病がある方向け)
■ FP視点の選び方
- がん団信は費用対効果が高い
- 全疾病団信は“働けない期間”の補償が強い
- 持病がある場合はワイド団信で通過率が上がる
■ 結論
団信(団体信用生命保険)は、住宅ローンの返済中に「死亡・高度障害・病気・働けない状態」になったときに、ローン残高がゼロになる“家族の生活を守る保険”です。金利だけで選ぶと後悔するケースが非常に多く、FP実務では 「家計の安全度」「健康リスク」「働き方」「家族構成」 の4要素を軸に選ぶことが最も合理的です。
まず、団信は大きく4種類に分かれます。①死亡・高度障害のみをカバーする一般団信、②がんと診断された時点で残債がゼロになるがん団信、③がん・心疾患・脳疾患の三大疾病をカバーする三大疾病団信、④うつ病・けが・長期入院など“働けない状態”を補償する就業不能団信です。これらは金利差よりも 保障内容の差が圧倒的に大きい ため、家族の生活設計に合わせて選ぶことが重要です。
FP視点では、まず「健康リスク」を確認します。がん家系・喫煙歴・ストレスの多い職種なら、がん団信や三大疾病団信の価値が高まります。次に「働き方」。共働きで片方の収入が止まると家計が崩れる家庭は、就業不能団信が強力な安全網になります。さらに「家計の余力」。団信を手厚くすると金利が上がるため、返済比率は必ず 15〜25%以内 に収める必要があります。最後に「子育て期のリスク」。教育費ピークと病気・休業が重なると家計が破綻しやすいため、子育て家庭は三大疾病団信や就業不能団信が合理的です。
結論として、団信は“金利で選ぶ保険”ではなく 家族の生活を守るためのリスク対策 です。健康リスク・働き方・家計の余力・子育ての時期を総合的に見て、最も家計が安定する保障を選ぶことが、住宅ローンを安全に完走するための唯一の正解です。
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