変動金利の最大の注意点は “返済額は変わらなくても、利息だけ増える仕組み” にあります。CFPとして多数の相談を受けてきた経験から、変動金利は「安いから選ぶ」ではなく “上昇した時に家計が耐えられるか” を数値で判断することが最も安全です。
変動金利は「今の金利が安い」ため人気ですが、仕組みを理解していないと 10〜20年後に家計が苦しくなる典型的なリスク を抱えます。 特に土浦・牛久・龍ヶ崎・つくばなど、教育費・車の維持費が重くなる地域では、変動金利の判断が家計に直結します。
変動金利の注意点は以下の4つです。
① 返済額は“5年ルール”で急に上がらない(誤解されやすい)
変動金利は半年ごとに金利が見直されますが、返済額は 5年間は変わらない(5年ルール) という仕組みがあります。
しかし、これは安全ではありません。
返済額が変わらなくても、 利息だけ増えて元本が減らなくなる(=返済が進まない) という状態が起こります。
② 125%ルールで返済額の上昇が抑えられるが“家計は苦しくなる”
返済額は最大 125%までしか上がらない というルールがあります。
例:月8万円 → 最大10万円まで
しかし、金利が大きく上がった場合、
- 返済額は10万円に固定
- でも利息が増える
- 元本がほとんど減らない という状態になります。
返済期間が伸びる=総返済額が増える という危険性があります。
③ 金利上昇は“教育費のピーク”と重なる可能性が高い
変動金利のリスクは、 教育費のピーク(中学〜大学)と重なること。
- 塾代
- 部活費
- 大学入学費
- 車の買い替え
これらが増えるタイミングで金利が上がると、家計が一気に苦しくなります。
④ 変動金利は“家計の余力がある人だけが選べる”商品
CFPとしての安全ラインは以下の通り:
- 返済比率:手取りの 15〜23%以内
- 教育費積立:毎月1〜3万円
- 車の買い替え:8年ごとに150〜250万円
- 老後資金:毎月2〜3万円積立
これらを同時に成立させられる家庭だけが、変動金利を選んでも安全です。
FP視点の結論
変動金利は「安いから選ぶ」ではなく、 “上がった時に家計が耐えられるか” を数値で判断することが最も安全です。
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